太田美子
初めてツアーの話を聞いたのは、いつなのかはっきりと今では思い出せません。でも、何故かその時一緒に行かせてもらうのではと自分の中で不確実な考えがありました。日が経つにつれ、その考えが確かなものになってゆく感覚がありました。今、行動を起こさねばと自分で自分の背中を押し、参加を決めました。
今、こうして文章で表すと、その時の決心は何であったのかと振り返ることが出来ます。誘われたからだけでは安易すぎます。
このまま続けることへの不安・恐怖から少しでも逃れたい、前向きになりたいと切実に思っていたからであり、日常の中では決して優先順位の高い位置にありません。仕事、家事、付き合いなどの次に認められるもの、でもお自分の中での大切さは比較できないもの。今ならまだ*いて、頼んでも何とかなるとき、今しかない。「たかが」と言われても「そんな事のために」と言われても、決心した自分がいました。
迷いのない。
2、自分とは…
好きな事。趣味は、ときかれて、音楽・映画と今まで答えてました。でも本当に一生懸命しているのは?趣味だから?ずっと違うなと感じてました。ではそれ以外の何なのか、自分でも分からない。でも人に「趣味ですよ」といえない。それはダンスでした。自分でも変な奴と思っていても「違うから」と否定する気持ち。上手く自分で答えを出せない、初めての変な感じでした。全く経験のない今回限界以上のレッスン中、本当にレッスンのこと以外考えられない環境の中、現実には絶対ない経験をさせて頂いている中、先生の言葉の中に「ああ…これだったんだ」「そうだったのか」と。だから趣味だとは言えない思えない自分であったのです。そう思ったとき、今までにない安堵感、必死になる理由レッスンに通い続けている理由が解った。答えが…いえ、答えにたどり着いた自分でした。
「生きがい」
3、レッスン中
ついてゆけない、覚えられないが大体のレッスンでした。でも途中で抜けたいとか、あきらめようとか思い起こせば全くなかった6日間でした。「脱力」を自分の中でのテーマにおいて、最初にきいて頂いて、方法や原理、前向きな言葉。全てが不安や劣等感を払拭する理由だったのかもしれません。テクニックや身体能力の差は経験や年齢などの条件によっても全く違うものだしと思うようになれたのも体の痛みや治りの悪さや情けない自分に腹が立っていたのを大した問題ではないと思えたのも集中したレッスンのおかげでした。
4、これから
まず、はじめたいこと。自宅での練習を楽しみながら出来るように小さな練習を続けたい。芯の強い自分になりたい。外も中も年齢に負けない。ずっと負けない。自分で応援しつづけたい。大切な事を守りたい。側についていた。
好きな気持ちに素直でいたい。ずっと…
5、感謝
今、こうしている自分にして頂いた全ての方々に感謝。自分一人では無力であると解っていても何に頼れば良いのかわからなかった事がしばらく続いていました。でも、話を聞いてくれたり、考えてくれる先生やその他の人たちが一緒にいるから逃げたくないのかなと思っています。
自分の悪いテーマの解決方法。前向きに進む道しるべ。小さな幸福感。本当にありがとうございました。
心から。
太田美子